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人は心の隙間を埋めるために繋がりを求める

 「人は1人では生きていけない」って聞いたことがありますよね。本当にそうなのでしょうか。

 私はどちらかというと「人って案外1人でもなんとかなるよね」って思ってる派です。なぜなら、人は1人で生きていけないのなら、一人暮らしが成立するはずがないからです。世の中には、一人暮らしをしている人は沢山いらっしゃいますよね。それが、人は1人でも大丈夫だということの証明ではないかと思います。

 しかし、反対に「人は誰とも関わらずに生きていくことは不可能である」とも思っています。ちょっと矛盾していますね。ですが、人間は社会性の生きものです。それゆえ、人は誰もが心に隙間を持っています。その隙間は、自分ではどうやっても埋めることができません。心にポッカリと空いている空洞なのです。その空洞を人は恐れ、無意識のうちに埋めようとしています。それが、人が人との繋がりを求める理由なのです。

 心の隙間は、1人きりで生きていては自覚することがありません。誰かと繋がって充実感を得て、その繋がりを何らかの理由で失った人だけが感じとることができるようになります。これを孤独感とも言います。人は孤独になるのが怖いのです。

 しかし、孤独を過度に恐れる必要はありません。孤独を過度に恐れると、必要以上に人に好かれようとして無理をしてしまいます。そのまま無理を続けるといつか疲れて、あなたらしさがよくわからなくなってしまいます。

 あなたがあなたらしく生きるためには、程良い孤独と程良い人との繋がりが必要です。この「程良い」のバランスは人によって異なります。あなたにとって心地良いバランスを、人と関わりながら探ってみてください。このバランスがとれるようになった時、あなたの心はとても軽くなっているはずです。